2025.01.09
凍ったフロントガラスを溶かすため、お湯をかける人がいるかもしれません。一見、スムーズに凍結が解消されるように思われますが、
これは絶対にやってはいけない行為なのです。というのも、凍結するほど冷え切ったフロントガラスにお湯をかけると
大きな温度差が生じ、ガラスが破損する可能性があるからです。まずエンジンを始動させて、クルマを温めます。
ガソリンエンジン車の場合はエンジンの熱が活用でき、ウインドウ内側を温かい空気を吹き付けることで曇りを除去する
『デフロスター』を使って凍結を溶かします。現在はアイドリング状態での暖機運転が環境面への配慮から推奨されていないのですが、
出発前の数分だけでも車内を温めておければいいでしょう。氷点下10℃ともなると、ぬるま湯をかけたところですぐに再凍結。
それに20℃のぬるま湯でもガラスとのが温度差30℃以上になるので、これまた熱割れの危険性が高まります。
この場合はエンジンの暖機が終わるのを待って、暖房で溶かす。また、別の手段として「スノーブラシ」や「解氷スプレー」
というものが市販されています。これなら熱割れの可能性もほとんどないし、主成分がアルコールなので再凍結も防げます。
ホームセンターやカー用品店で数百円で手に入れられますよ!この解氷スプレーの主成分はアルコールなので、
わざわざ買いに行かなくても自作することもできます。アルコール2:水1で混ぜるだけ。アルコールは-114.5℃以下にならないと
凍らない性質なので、凍った氷も簡単に溶かしてしまいます。
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